予定利率の推移(国内大手・有配当)
生命保険会社は資産運用による一定の収益をあらかじめ見込んで、その分だけ保険料を割り引いています。その割引率を予定利率といいます。
予定利率は契約日によって異なり、平成元年前後に契約しているものは非常に高くなっています。
予定利率が良い時期の個人年金保険の年金、養老保険の満期保険金や終身保険の解約払戻金を受け取るときには、払い込んだ保険料に対しての戻り率は大きくなります。
定期保険でも保険期間が長期の場合は予定利率が影響してくるので、解約の払戻金をチェックしてみてください。
予定利率が高い時期にご契約の保険は新たに入り直したり転換をすると、継続する場合と比べて損をする可能性がありますのでご注意ください。
契約日 | 保険期間 | ||
---|---|---|---|
10年未満 | 10〜20年 | 20年超 | |
~昭和27年3月 | 3.00% | 3.00% | 3.00% |
昭和27年4月~昭和51年3月 | 4.00% | 4.00% | 4.00% |
昭和51年4月~昭和56年3月 | 5.50% | 5.50% | 5.00% |
昭和56年4月~昭和60年3月 | 6.00% | 5.50% | 5.00% |
昭和60年4月~平成2年3月 | 6.25% | 6.00% | 5.50% |
平成2年4月~平成5年3月 | 5.75% | 5.50% | 5.50% |
平成5年4月~平成6年4月 | 4.75% | 4.75% | 4.75% |
平成6年4月~平成8年3月 | 3.75% | 3.75% | 3.75% |
平成8年4月~平成11年4月 | 2.75% | 2.75% | 2.75% |
平成11年4月~平成13年3月 | 2.00% | 2.00% | 2.00% |
平成13年4月~平成25年3月 | 1.00%〜1.50% | ||
平成25年4月~ | 1.00% |